備忘録

遺書代わり

贖罪

誰にでも優しくしていたら、誰にも優しくされなかった人が寄ってくるって、誰も教えてくれなかった。

それでも俺は優しくしようと思う。

 

たぶん、それが俺の唯一社会と繋がっていられる部分だから。善良な人として、認められる唯一のところだと思うから。贖罪のように人に優しくしていく。

 

 

本当に魅力的な人は、人に優しくしていなくても人が寄って来ると思う。

魅力的な人ってのは、どういう人なんだろうか。やっぱり行きつくのはどこかに秀でている人か。

 

そうなると秀でている箇所がない俺は……なんて堂々巡りだ。

だからせめて人に優しく、だなんて、あーあ、薄っぺらいな。

 

 

そんな自分に嫌気がさして今日も吐き気が止まらない。

飛び降りてしまいたい。