備忘録

遺書代わり

幸福とは?

本当は手にしたくないのかもしれない。

 

幸福なんて、瞬きをしているうちにすぐ消えてしまうから、俺は遠慮して遠くから触っているだけで良かった。

 

絶対的な幸せとか、相対的な幸せとかを、最近はよく考える。

物質的な観点からすれば、相対的な観点からすれば、貧困に苦しんでいる人たちより自分はきっと幸せなんだろう。

 

でも、じゃ俺は幸せなんだ、とはとても言えない。結局のところ、精神的な部分や、絶対的な部分で評価すべきなんだろう。

そもそも自分が幸せなんかどうかなんて、自分でしか決められない。

人からあなたは幸せです、と言われて誰が納得出来ると言うのか。

 

でもそうなってくると、結局みんな自分の幸福を追求する。そうすれば、必ず誰が悲しい想いをする。自分の幸せのために誰かを傷つけて、それが幸せか?

 

いやきっと、それでも幸せだと言い切れる人間が本当に幸せなんだろう。

だから俺は悪者になりたい。悪人になりたい。自分の快楽と幸福のために、誰かを苦しめたり、悲しめたり、傷つけたり出来る人間になりたい。傷つけ、悲しめ、苦しめて、俺は幸福を得ることが出来ない。偽善ぽくて嫌だけど、本当にそんな自分を許さないと思う。許せない。

 

あぁ、、でもこの感情すら傲慢で独善的なのだろうか。少なくともこの感情を誰かに強いるのは間違っているのだろう。

でも理解してほしい。もう。

 

 

結局、よくある「自分のことだけ考えなよ」なんてありふれた助言が的を射ているのかもしれないな。

 

 

 

そういえば、愛情について、コメントをくれた人ありがとう。うまく言葉が見つからなくて返信できなかった。結局愛情も捉え方次第だし、答えなんてないんだろうな。

でも以前の記事でも書いたけど、結局人は答えを求めてしまう生き物だとは思う。

見返りを求めない愛情は、本当の愛情だと思う。きっとそんなものはないけれどね。

 

愛情とは、こうですよ、

幸福とは、こうですよ、って言われてしまいたいのかもしれないなぁ。

 

 

ズンと重くのしかかる自分の心が耐えきれない。明日、誰か何でもない話をしたい。

 

 

 

明日は晴れるかな。

ゆっくり時間流れろ。