備忘録

遺書代わり

半透明な視界

過去に囚われることが一番嫌いだから、俺は俺のことが一番嫌いなのだろう。

 

 

 

やる気スイッチのように逆にマイナス思考のスイッチのようなものがある。

 

それは決して重たいスイッチじゃなくて触れただけでカチッと音がしてオンになってしまう。

ずっとコップのフチギリギリまで水が溜まっていて、それに少しだけでも水を注ぎ込むと溢れ出すのと似ている。マイナス思考が心に沈殿していて、ほんの少しの、些細なことで、それがきっかけとして溢れ出してくる。

 

だからきっと、他人からしたら、え?そんなことで?ということがきっかけでスイッチがオンになってしまうんだ。でもそれはきっかけであって、主たる原因じゃない。

きっかけと原因はいつも一致しない。だから人と話すときうまく言語化できない。

 

 

 

昨夜飲んだことで少しスッキリした。2人には頭が上がらない。思ったよりも言いたいことを吐き出せたような感じはする。

許せない、苦しんでほしいと思う自分はやっぱり浅ましいのだろう。本当に自分が情けない。前を向きたいな。

 

 

1人になると急に心臓がばくばく鳴り始めて手が震え始めた。こわい。何がこわいんだろう。

 

 

心療内科では抗うつ剤をもう一錠増やすと言われた。気分がマシな日と良くない日があるのが普通で、徐々に変わっていくものだと教えてもらった。効果が表れるまで4〜6週間かかるらしい。

辻褄合わせの塊になるとどんどん独りになって行く、誰かに側に居てもらえると少しずつ言い訳が減って行く。

 

 

 

 

 

いつかあの人を思わなくなる朝が来て、牛乳は透明になるだろう。