備忘録

遺書代わり

ダメ人間賛歌

胸がざわざわして落ち着かない。

大事な予定を忘れていたり、約束の時間を勘違いしていたり、急に人と会うのが面倒になったり、病院をドタキャンしたり、自分のダメさが嫌になることが何回か続いた。

そういう失敗を繰り返して反省して、喉の奥から顔を出す自己嫌悪をお酒で飲み干す。決して口から出さないように。

これからどうにかできる問題なら一所懸命に考えるんだけど、済んでしまったことだから反省と後悔しかできない。

あぁやってしまったという気持ちを肴にしてアルコールを胃に流し込むだけ。

だから胸がざわついて落ち着かなくなった。

 

こういう時は好きな音楽を聴くといいんだと思って聞いてみたが変わらない。ざわざわする。

そう感じて、あてもなく携帯を触っていて、自分のブログを開いた。自分の昔書いた記事を読み返して見ると落ち着いてきた。

ぐちゃぐちゃだとか、まとまりがないとか自分で言いつつ割とまとめられてて気持ちがすっきりした。

 

あぁでも全然成長できていないなぁと実感したけれど。

「精神的に向上心のないやつは馬鹿だ」と夏目漱石は謳ってみせた。本当にそう思う。

もう間に合いそうもない。せめて優しい人になりたくて。それも作ったガワの自分だから無意味なのかなぁ。

 

 

色めく街で酔えない。

雨はアルコールの味がした。

 

 

思い出を消すために生きているみたいだな、俺は。

後ろを向いて後ろ向きに歩いているから前に進んでるだけのよう。