備忘録

遺書代わり

オーバードーズ

目眩と耳詰まりと聞こえづらさから耳鼻科に行った。上を向くと目が回っていると言われた。突発性難聴かもしれないだとか色々言われたけれどまぁどうでもいい。薬を3種類くらい処方されたけど、これ以上飲む薬を増やすのは面倒なので薬局には行ってない。よくないんだろうけど薬を飲まなきゃという義務感もしんどい。本当にひどくなったらちゃんと行こう。もう1日中何かしら薬を飲んでいる気がする。

 

 

昨夜は抗不安薬睡眠導入剤を一気に4,5錠飲んで、500mlのビールを一気飲みした。猛烈な吐き気に苛まれて、道端で大量に吐いてしまった。なんかもう色んなところにガタがきてるんだなぁ。疲れ切ってしまった。

オーバードーズの倦怠感が好きで繰り返してしまう。手が震えてくる。どうして殺してくれないんだろう。どうして殺しちゃいけないんだろう。いつか君を許せるようになるんだろうか。

 

 

 

そのせいもあったのか今日はお昼ごろまで本当に最悪の気分だった。

少し前の映画で、レオナルドディカプリオ主演のシャッターアイランドという映画を知っているだろうか。

ネタバレになるので、まだ見てない人でこれから見るかもしれない人は少し読むのは避けてほしい。

 

 

 

 

 

精神病の患者が隔離されて療養用の離島に派遣された保安官が島の正体を暴く、という物語なのだが、結末では、自分こそが精神病で隔離されていた側だったと知る。自分を保安官と思い込んでしまうような病気だったらしい。彼の中での物語に沿って動けば正気に戻るのかもしれない、という医者の最後のテストで、それをクリアできなければロボトミー手術で健常者に無理やり戻す、という結末だった。真実を知って正気に戻ったような素振りをした主人公だったが、結局また自分を保安官と思い込んでしまう。手術室に連れて行かれる前に最後に主人公はこう漏らす。

 

 

「モンスターとして生きるか、善人として死ぬか、どっちが幸福だと思う?」

 

 

 

頭おかしいながらも人に迷惑をかけながら人間として生きていくのと、ロボトミー手術を受け人間としては死ぬ代わりに善人になるの、どっちが幸福か。

俺はわからない。俺は人間になりたいと思う。だけど頭おかしい自分は人間じゃないと思う。よくわからない。感情なんて邪魔だから無くして欲しいとも思う。数年前に見た映画なのにこの最後のセリフだけ、ずっと心に残り続けている。俺は狂った人間として死ぬか、正常な人間の仮面を被ったまま死ぬか。

 

しにたいな。

こんなこと、あんまり人に言えなくて、ここで吐き出すしかないのだけど、本当に死にたくて仕方ないんだ。理解も説明もいらない、ごめん。ただごめんなさいと死にたいをずっとぐるぐる回し続けている。許してほしいと許せないも。最近は良くない傾向なんだろうけど、死にたいよりも殺したいが勝るようになってきて、自分が怖くなる。ごめん。ごめん。涙が溢れる。辛いなぁ。助けてほしいんだほんとは。醜くてごめんなさい。

 

 

 

 

久しぶりの友人に会った。

一度心が壊れてしまった彼女は、今はすっかり人間に戻れたらしい。心から安堵した。

 

少し陰りはあったけれど、それでも屈託のない笑顔で、

「死んじゃダメだよ」と笑った。

なんだか泣きそうになった。申し訳ない気持ちと悲しい気持ちと嬉しい気持ちで。

 

 

 

 

 

俺はこの1世紀ねむりつづけたい。

100年経ったら起こして。

明日、飛び降りよう。ごめんね。